メンバーに聞く!No.1「新旧コンサート代表対談!その1」

こんにちは!第2回コンサートまで4週間を切りました!

今回はこの、ホームページブログ企画といたしまして、メンバーへのインタビュー「メンバーに聞く!」をお届けいたします!

メンバーに聞く!No.1は、昨年の第1回コンサート代表の田中さん、今回の第2回コンサート代表の西山さん、新旧の代表2人にお話をうかがいました!

打楽器コンサートの旗揚げを担った田中さんと、第2回の発展に意気込む西山さんに、打楽器コンサートについて熱く楽しく語っていただきました!

 

第1回打楽器コンサート代表:

田中美帆さん(大学院教育学研究科・音楽・修士1年)(写真右)

 

第2回打楽器コンサート代表:

西山加菜さん(教育人間科学部・音楽・2年)(写真左)

 

聞き手:高山和己(大学院教育学研究科・音楽・修士2年)

高山 第1回打楽器コンサート代表の田中さん、第2回代表の西山さん、今日はよろしくお願いします。

田中 よろしくお願いします。

西山 よろしくお願いします。

1.コンサート誕生のきっかけ

高山 今日は第1回代表の田中さんに来ていただいているということで、今回で第2回を迎えるこの打楽器コンサート、まず始めに第1回コンサートがどのようにして生まれたか、お聞きしたいと思います。

 

西山 聞きたーい(笑)

 

高山 きっかけは何でしょう?

 

田中 2年前に打楽器パートのメンバーで、埼玉で行われたプロの打楽器アンサンブルコンサートを聴きに行きました。その演奏を聴いたときに、メンバー同士で「打楽器コンサートやりたい!」って強く思ったのがきっかけですね。

 

高山 埼玉打楽器合奏団サークル90の演奏会でしたね。

 

田中 あと、うちの吹奏楽団にはいくつかセクションコンサートがあるのですが、打楽器セクションのコンサートはなかったんです。いつも他のセクションコンサートに打楽器賛助として呼ばれるなかで、「俺らも主役になりてぇ」みたいな感覚だったのかな(笑)、自分たちで作りあげる演奏会もやってみたいという気持ちが強くなったのが、もう一つのきっかけです。

 

高山 いま吹奏楽団でやっているセクションコンサートは・・・

 

西山 クラリネット、サックス、バリチューバの3つが3月に、あと私たちと同じ夏に金管コンサートがありますね。

 

高山 どのセクションコンサートにも、ラージアンサンブルの打楽器賛助として、いつも呼んでいただいて演奏していますよね。

 

高山 第1回の企画はいつごろからスタートしていたんでしょう?

 

田中 企画の話し合い自体は本番から1年前、2014年の9月には始めていましたね。埼玉で演奏会を聴いたのがまさに2014年の9月で。

 

高山 横浜にいると普段演奏会を聴きに行くことも多いですが、打楽器だけの演奏会というのは神奈川、東京で見てもそんなに多くない気がしますよね。そのあたりのインパクトもメンバーにとっては、良いきっかけになったのではないでしょうか。

 

西山 でもすごいですね、思い立って1年後に演奏会が開催されてるっていうのも!

 

高山 考えてみると、そういった企画をしている時期、まだ西山さんは入学していないんですよね(笑)。

 

西山 そうですー!受験勉強してた頃ですね(笑)。でも入学して吹奏楽団に入った時、打楽器コンサートが今年から始まることを知って、打楽器パートのメンバーとしては夢のようなコンサートだなって感じていましたね。

 

高山 入って半年後に第1回コンサートって、びっくりしますよね(笑)。

 

田中 なかなかないでしょうからね、打楽器だけの演奏会って。

 

西山 入団したときに、そんな演奏会に出れるっていうことはすごく嬉しかったですねー。

 

高山 ちなみに西山さんは高校の吹奏楽部などには、セクションコンサートはあったんですか?

 

西山 いや、全然ないですね。この吹奏楽団に入ってはじめてセクションコンサートというスタイルを知ったと思います。高校は各セクションにコンサートができるほど人数もいなかったですし。やっぱり大学ならではというか、自由で活発だからこそ出来上がっているところはあるのかなーと思いますね。

2.第1回コンサートを振り返る

高山 第1回コンサートを振り返ってみたいと思います。第1部はいわゆる打楽器アンサンブル曲を6曲、第2部はポップスステージでしたね。

 

田中 第2部は音声劇のような形で、主人公の1日を音楽でイメージしていくようなステージでした。

 

高山 アンコールも印象的でした、お客さんにも手拍子で参加してもらったりして。

 

西山 演奏者だけじゃなくて、手拍子メンバーも置いてましたし(笑)。

 

高山 お二人の第1回打楽器コンサートの思い出や印象に残っていることはありますか?

 

西山 私は昨年は演奏者として参加していましたが、アンサンブルで山澤洋之さん作曲の《青雷》って曲をやっていたんですよね。その曲は和太鼓パートのあるアンサンブル曲で、ステージ中央に置いた和太鼓とのアンサンブルは刺激的でしたね!

 

高山 確かに前回は、和太鼓が私たちとしても印象的で、お客さまのアンケートにもたくさんコメントをいただきました。和太鼓とアンサンブルをすることも、珍しいですよね。

 

西山 初めてでしたね。吹奏楽だと、和太鼓の楽譜が含まれていても楽器がなかったりして、スネアドラムなどで代用することも珍しくなかったりするので。

 

高山 まぁなかなか和太鼓を持ってる吹奏楽部も・・・。

 

西山 和太鼓はレンタル楽器を使っていましたが、本物の和太鼓でアンサンブルができるっていうのはありがたかったですね。レンタルにあたっては社会人の先輩方に多大なるご協力をいただきました(笑)。

 

高山 田中さんは代表として、第1回はいかがでしたか?

 

田中 やっぱり何もかも1から作る演奏会というのはとてもハードで、1年間ほぼ毎日のように、企画部のメンバーで話し合っていましたね。他のセクションコンサートはけっこう人数が多いので、2部は大合奏、ラージアンサンブルをやっていますけど、打楽器はやはり所有楽器の数などの問題があって、企画部で話し合いを重ねて音声劇になったり。すべてにおいて、何からやっていいかわからない、企画部で話し合いをとことん重ねてそれをクリアしていく、そんな感じでしたね。

 

高山 演奏会当日や、終わってみてからはどうでしたか?

 

田中 当日もかなりバタバタとしていました。打楽器は特にアンサンブルの曲ごとに舞台を転換する必要があって、時間との戦いで。

高山 お客さんにはやはりどうしても、お待たせしてしまって申し訳なかったですね。

 

田中 当日は本当に終わる瞬間までずっとバタバタで、演奏会が終わってからは1週間くらいもう心がからっぽになっちゃった感じ、ぽっかり穴が開いたような生活だったかな(笑)。まぁそれくらい達成感があったのかもしれません。 

 

西山 でもまさに、第1回を先輩方が作ってくださったおかげで、今の第2回の準備でも、1年前の今頃こんなことやってたんだな、という感じでスムーズに進んでる部分はあると思います。

 

田中 まぁ第1回を参考にもしつつ、変えるべきところはどんどん変えていって、やってもらいたいですね。まだ2回目だし、新しいことにどんどんチャレンジしてほしいです。

 

西山 そうですね、今年は2部が去年と違う内容でチャレンジです。

 

 

「その2」へつづく! 

和やかな雰囲気で始まったインタビュー前半。第1回を振り返りながら、懐かしい気分に・・・。

次回「その2」では、第2回コンサートと打楽器セクションの今後を語っていただきます。